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同好会での1年間を振り返って井本 大貴

 私は、高校の空手部で、伝統派の空手を約2年間、稽古してきました。 部員は多くなく、試合に出ては負けてばかりの空手生活でしたが、空手の身体の使い方に興味を持ったこと、 そして、型の試合の持つ緊張感や気合に魅せられ(当時は組手のみの出場でした)、大学でも空手を続けよう、といつしか思うようになりました。

 極真は他流派にあたりますが、それ以上に魅力的に感じたことがいくつかあります。 それは、世界チャンピオンの指導が直接受けられること、2010年度に型の試合で二人の先輩方が全日本に出場していたこと。そして、稽古は自分のペースで参加で大丈夫という点でした。

 体験稽古では、片主将始め先輩方が優しく指導して下さりました。 初めて同期4人で東大の五月祭へ先輩方の演武を見に行った際には、 鎌田先生が、型「征遠鎮」の演武と共に、バットを4本同時に叩き割る姿を目の当たりにし、 その動きの力強さに圧倒されるとともに、「ここには、自分の想像を超える環境が用意されているんだ」と強く感じたことを覚えています。

 こうして6月の初めに、城西支部の門を叩きました。

 当初は、流派の違いに戸惑うことが多々ありました。 前屈立ちでの移動の際、「足をまっすぐ出すように」と注意され、直すのに戸惑いました(伝統派では、両足の内腿を近づけるようにしてから前に出す) また、極真特有の、「セイ」と発音する気合には正直今でも違和感を感じるところはあります。

 入門後も、前述の学外の活動が忙しく、思うように稽古や合宿、飲み会などに参加できない日々が続きました。 稽古に来た日には温かく迎え入れてくれる同好会の人たちに感謝すると共に、自分は中途半端に空手を続けていないかと焦りを感じるようにもなりました。

 そんな中で出場した11月の内部試合では、初戦で敗退でした。中盤以降にスタミナが切れて手数を出せず、自分の中で課題は明らかでした。 それでも、試合終了後に斉藤先輩から「前見た時より強くなってる」と声をかけていただいたときは、続けてきてよかったのかなと、嬉しく感じました。

 同好会を通じて、多くの尊敬できる先生・先輩方と出会うことができました。 極真空手には「武の道は千日を以て初心となす」との言葉がありますが、自分にとって、まずは空手を続けること。 その中で、自分の弱さや迷いと向き合っていくことが、先輩方の姿に少しでも近づくために必要なことではないかと思います。 そして、マイペースで稽古を続ける環境を与えてくれる同好会の皆と、より多くの思い出を作っていきたいです。

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